マンションに侵入して女性に乱暴したり、室内からバッグを奪ったりしたとして、強盗強姦などの罪に問われた無職、川端貴史被告（２２）の裁判員裁判の判決公判が２４日、大阪地裁で開かれた。長井秀典裁判長は「取り調べ時に脅迫があった」と自白調書の証拠請求を却下していたが、客観証拠などから被告の犯行と認定。「被害者の恐怖感や精神的衝撃は大きい」として懲役１２年（求刑懲役１６年）を言い渡した。
判決で長井裁判長は、事件現場となった複数のマンションの防犯カメラ映像を検討し、「体格、顔つき、着衣が被告と酷似している」と指摘。こうした客観証拠と被害者の証言などを踏まえ、「別人の犯行とは考えられない」と述べた。
判決によると、川端被告は昨年１１～１２月、大阪市内のマンションで女性に乱暴して現金を奪ったり、別のマンションで女性に催涙スプレーを吹き付け、バッグを強奪するなどした。
大阪府茨木市で平成２１年７月、１９歳だった女性を自宅に監禁し、駆けつけた警察官に日本刀で切りつけたなどとして、殺人未遂と女性４人に対する強姦などの罪に問われた無職、岩田直也被告（３０）の裁判員裁判の初公判が８日、大阪地裁（西田眞基裁判長）で開かれ、岩田被告はいずれの起訴内容も否認した。
起訴状などによると、岩田被告は２１年７月２２日、出会い系サイトで知り合った女性にわいせつ行為をしようと自宅で暴行。警察官が駆けつけたため、女性を床下収納庫に監禁するとともに、警察官に日本刀で切りかかり重傷を負わせたほか、同年５～７月に３人の女性に暴行したとしている。
元夫の浮気相手に復讐か わいせつ画像公開容疑で女を逮捕 兵庫県警
離婚した元夫の浮気相手だった女性のわいせつな画像をインターネットで公開したとして、兵庫県警サイバー犯罪対策室は３日、わいせつ図画陳列容疑で愛知県あま市丹波中屋敷、無職、水野晶子容疑者（４１）を逮捕した。県警によると「腹いせにやった。おもしろ半分だった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は６月上旬、食品会社社員の元夫（４２）と浮気相手の女性が写った裸の画像３枚をインターネットの掲示板に投稿した疑い。
県警によると、水野容疑者は９月、元夫の浮気を理由に離婚。離婚前に元夫の携帯電話に保存されていた画像を自分の携帯に移し、知人の女性に借りたパソコンで投稿していた。
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