手紙には本文で述べた貿易通信文のような実用の手紙と日常の手紙とがあります。日常の手紙を書くには次のような要領があります。
1.相手が目のまえにいるつもりで、誠実にしかも礼儀と親しみをこめて書きます。
2.手紙には画一的な形式はありませんが、ある程度の習慣ができていますから、一応それを守ることが大切です。
3.相手や相手の家族に失礼にならないように、言葉遣い〔特に敬語や敬称の使い方〕には細かく気をつけて書きます。
4.あとになって取り消したり、後悔したりする恐れのあるようなことは書かないようにします。
5.出すべき時期を失わないように気をつけます。返事や礼状はすぐにだします。しかし、相手を傷つけたり、不快にしたりする内容の手紙には、数日後に冷静な気持ちになってから返事を書くようにします。
6.書く前に本文をよく考え、書いた後で必ず読み返し、必要な訂正をします。
7.用件は正確に、しかも簡潔に書きます。
8.用事、用語に気をつけ、誤字や脱字や当て字のないように気をつけます。とくに相手や自分の住所と生命は正確に書きます。
9.どんな手紙にも、日付をはっきり書いておくことがたいせつです。
10.往復はがきの返信には、自分のためにつけられた敬称「御、貴、芳、ご、お」などを消し、先方のあて名のしたの「行き」を消して、「様」(個人の場合)または「御中」(団体の場合)に直すことをわすれてはなりません。
11.同じ封筒の中に別々の相手への手紙を入れず、また自分よりも身分や地位の高い人への手紙に、べつの人への伝言を依頼しないようにします。
12.原稿用紙やあまり小さい紙切れに書いたり、いろインク(特にあかインク)で書いたりしてはいけません。また、宛名や宛先が隠れないように切手を注意して貼ります。
2. ○○へ行きたいのですか。
3. 予約が必要ですか。
4. ○○行きの便がありますか。
5.○○までに料金はいくらですか。
その一 (駅で)
プウラン:あのう、すみません、東京駅へ行きたいですが、切符はどこで買ったらいい
ですか。
駅員:そこの自動券売機で買ってください。
プウラン:どうやって買うんですか。
駅員:あの運賃表を見てください。行きたい所に乗車料金が書いてありますね。そし
て、自動券売機にお金を入れて、ボタンを押せば切符とおつりが出てきます。
プウラン:わかりました。どうもありがとうございます。
その二 (駅の窓口で)
女:すいません、大阪まで特急で行きたいですけれど、おいくらですか。
駅員:乗車券が2300円、それに、特急料金は2500円ですから、合計4800円です。
女:あ、そうですか。乗車券が2300円と、特急料金が2500円ですね。
駅員:ええ、もし、指定席をご利用なさるんでしたら、さらに500円が必要です。
女:ああ、指定席はけっこうです。自由席でいいです。
その三 (航空会社のカウンターで)
女:あのう、すみません。今度の土曜日の東京行きの航空券を予約したいですが、…
男:はい。ええと、何時の便はよろしいですか。朝九時四十分発の十五便か、十時三
十分発の十七便が、それと……
女:十時三十分発の十七便でいいです。
男:少々お待ちください。いま調べます。
あ、申し訳ございません。十時三十分発の十七便はもうすでに満員です。朝九時
四十分発の十五便はまだすこし空いています。
女:そうですか、じゃあ、それをお願いします。
別れのあいさつ
別れのあいさつ言葉 告辞用语
1.さようなら(さよなら)。 1.再见。
2.では、(じゃ)また。 2.再见。
3.ではこれで失礼します。 3.(我)告辞了。
4.お先に失礼します。 4.(我)先告辞了。
5.では、お元気で。 5.请保重。
6.気をつけてください。 6.请多加小心。
7.お世話になりました。 7.承蒙关照。
8.お大事に。 8.请多保重。
9.お疲れさまでした。 9.您辛苦了。
10.ご苦労さまでした。 10.辛苦了。
別れのあいさつ
その一
田中:すみません。先生、今日、僕は熱があって、ちょっと気分が悪いんですが……
先生:えっ、だいじょうぶですか?
田中:これから病院へ行こうと思っていたんですけど……
先生:そうですね。はやく見てもらったほうがいいですね。
田中:どうもすみません。
先生:一人でだいじょうぶですか。
田中:はい、だいじょうぶです。では、お先に失礼します。
先生:お大事に。
その二
ブラウン:先生、私は来週アメリカへ帰りますので……
先 生:えっ、そうですか。
ブラウン:はい。いろいろとお世話になりました。
ほんとうにありがとうございました。
先 生:いいえ、どういたしまして、どうぞお元気で。
また会いましょう。
その三
清水:ああ、やっと仕事が終わった。
田中君、君は仕事が終ったかい?
田中:いいえ、まだです。
清水:終ったら、一緒に一杯飲みに行くぞ。
田中:今日はちょっと無理です。
仕事がいっぱい溜まってますので……
清水:そう?じゃあ、僕は一人で飲みに行こう。じゃあ、お先に。
田中:お疲れさまでした。
その四
山口:渡辺君、ひさしぶりね。
渡辺:ほんとうにひさしぶりだね。元気?
山口:ううん、元気だょ。どう?最近の調子は?
渡辺:まあまあだね。
山口:じゃあ、ちょっと急用があるから、先に行くね。
渡辺:じゃあ、またね。元気でね。
① 「すいません」「あの」ではお客さまに声をかけるよい言葉遣いとはいえない
② やや離れているお客さなに声をかける際には会社名または名前で呼びかける
■ 近くのお客さまに声をかける場合
「おそれいります」「失礼ですが」
「よろしいでしょうか」「お客さま」
■ やや離れているお客さまに声をかける場合
「お客さま」「○○社さま」
「失礼いたします。吉田さま」
「かしこまりました。○○(応接室?会議室)ですね」
■ お客さまを誘導する
「お待たせいたしました。○○へご案内いたします」
「どうぞ○○へご案内いたします」
■ 応接室などへご案内中には一言添えて
「お忙しいところをありがとうございます」
① 来訪を上司へ伝える間、お待ちいただけるよう伝える
② 上司へ来客を伝え、指示を仰ぐ
③ お客さまを案内する際には「お連れいたします」「お通しします」などという応対は間違い。「ご案内する」が正しい応対の仕方
例:
■ 来訪を上司に伝える間、お客さまにお待ちいただく場合
「かしこまりました。ただいま吉田に取り次いでまいりますので、少々お待ちください」
「かしこまりました。ただいま確認いたします。少々お待ちくださいませ」
■ 上司へ取り次ぐ場合
■ 上司などの不在を伝える場合
「申し訳ございません。○○はただいま、××(会議中?外出中……)ですが、いかがいたしましょうか」
「よろしければ、わたくしがおうかがいいたしましょうか」
■ お客さまにお引き取りいただく場合
「大変申し訳ございません。○○は次の予定が入っており、本日はお会いすることが難しくなっております。後日改めてアポイントメントをお取りいただけますでしょうか」
■ 他部署に回ってもらう場合
■ 相手が何もいわない場合
「失礼ですが、どのようなご用件でしょうか」
「よろしければおうがいいたします」
■ お客さまのお名前をうかがう場合
「失礼ですが、どちらさまでしょうか」
「おそれいりますが、どちらさまでしょうか」
■ 面会用紙などにお名前を記入してもらう場合
「おそれいりますが、こちらにお名前を頂戴できますか」
名刺を出された場合
「お預かりいたします。○○社の山田さまですね」
名刺を出された場合(読み方がわからないとき) (不知道读音要虚心请教)
「おそれいりますが、こちらは何と読みするのでしょうか」
「失礼ですが、○○さまでよろしいでしょうか」
アポなしのお客さまがいらした場合
「いらっしゃいませ。○○社の山田さまでいらっしゃいますね。部長の○○ですか。失礼ですがお約束は頂いておりますでしょうか。それではただいま確認をしてまいりますので、少々お待ちくださいませ」
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